問いと内省を経て、社会課題領域の"これからの活躍人材"を育成するプログラム

2020年11月。多くの方にとって、コロナ禍でそれまでの生活が大きく変わり、今後の生活やこれまでの働き方について考える時間が増えていた頃。社会ではそれまで大きく注目されてこなかった社会課題の顕在化も進み、サスティナビリティやSDGsを含む多くのニーズが生まれ始め、VUCAの時代を肌で感じるようになっていました。
そんな社会での課題の加速、さらに新たな課題が増えていくことも予想されている中で、今必要なのはリーダーではなく「想いを持ったプレイヤー」となれる存在なのではないか。社会起業家やリーダーにならずとも、社会課題の解決や認知の拡大に貢献する方法はたくさんあるはず。
そんな考えのもと、株式会社Dropと共同で開発・運営をおこなったのが社会課題領域の“これからの活躍人材”を育成するプログラム「Leaping Rabbit」です。

＜プログラムの特徴＞
Leaping Rabbitでは、最短距離でスキルを磨くことを目指すのではなく、その前段階にあるべき4つのポイントを深め考えることを中心にプログラムを構成しています。
1）社会課題領域で活動をするために持っておくべき視点の獲得
2）自分のスキルや価値観を正しく認識しニーズを整理する力
3）適切な自己プレゼンテーションで自分を伝えられる力
4）自分にとって重要だと感じられる課題を発見する力

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＜プログラム概要＞
・社会課題やSDGsに関する知識や歴史のインプット
・現場での活動についてゲストからの講義・講演
・社会課題を扱うテーマに関する企画立案と提案（※ブラッシュアップの個別面談複数回あり）
・自身の価値観やスキルと向き合う自己分析（※より深めるための個別面談あり）
・転職や復業／副業にも活用可能な「新しい履歴書」とポートフォリオの作成
・講座を受講した成果として、自分の興味関心やスキル・価値観を表現するためのプレゼンテーション

※プログラムは約3ヶ月、すべてオンラインで実施。
※各講義により学びを深めるための課題を設定。
※期間中はSlackを活用し、事務局側からの社会課題に関するニュースや問いかけのシェアもあり。
※24時間いつでも、どんなことでも、社会課題に関することやご自身の悩みに対してコミュニケーションを取れる体制を用意。
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事業成果・評価

実施期間：2020年11月〜2021年11月（募集3期、開催2期）
参加者数：11名
寄稿メディア数：3媒体、5記事
その他定量的成果：
・受講を経て3名がソーシャルセクターへの転職を決定
・フリーランスでも社会課題領域の仕事を受けられるようになったという声1名

定性的な成果：
（※ヒアリングを踏まえて実施した「n=1を大切にする事業評価シート」の回答の一部抜粋をしています）
・一旦立ち止まって、本質を考える癖がついた／アンテナが立ち、色んな情報が入ってくるようになった
・自分の特性に気づけた／自分が思っていることも問い直しながら考えぬく事ができるようになった／自分が伸ばしたいと思っていた力を伸ばせて、使えている
・自分のことを言語化できるようになっていたおかげで、スキルよりも人となりに興味を持ってもらえ、転職時も書類を出さずに採用になった。
・（転職先について）ずっと思っていたところにたどりつけ、周りも祝福してくれている
・今いる環境を飛び出して気づけたことが多いので、迷ったら色んな人に話を聞いて向き合う、感じてみるところから始めるのが良いと思うので、思いがあればチャレンジできると伝えたい。
・ソーシャルセクターで働くことに関して、父親は当初やりがい搾取を懸念していたが、結果的に理解を得られた。
・数は多くなくとも、深い人生変化を起こすことができている

その他、世の中全体の動き：
・morningが実施する他の企画やコミュニティに受講生が参加してくれていたり、参加者との深いつながりができている
・その後の採用やビジネスパートナー募集時にも話題に登り、新規のつながり創出につながった

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＜関連記事まとめ＞
卒業後ソーシャルセクターへの転職を決めた3名による座談会記事
・どんな社会課題に向き合うか問い続けた先に見えたもの【Leaping Rabitt 卒業生】

受講生インタビュー記事
・【Leaping Rabbit】受講生インタビュー｜フリーライター小晴さん
・【Leaping Rabbit】受講生インタビュー｜飲料メーカー勤務 藤森さん
・【Leaping Rabbit】受講生インタビュー｜ITベンチャー企業 人事担当　増田さん
・【Leaping Rabbit】受講生インタビュー｜臨床心理士　築田さん

Leaping Rabbitへのよくあるご質問
・【Leaping Rabbit】よくあるご質問＆第1期生からの声

運営者インタビュー記事
・「社会課題領域の“これからの活躍人材”を育成する「Leaping Rabbit」運営者インタビュー｜企画背景や今後の展開は？」
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Project Manager / Director：中西須瑞化
Mentor：篠田厚志、中西須瑞化