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NTTコミュニケーションズ株式会社

「空想都市中村市都市改善推進課」の社内研修活用

ご一緒したこと

長きに渡って東北の復興を支援してきたNTTコミュニケーションズ(旧:NTTドコモ・東北支社法人営業部東北復興新生担当)が毎年行っている「自治体職員と共に考える福島県楢葉町のみらい 合同研修(旧:東北被災地から学ぶ!現場志向の課題解決力養成研修)」にて、昨年に引き続き、弊社の『空想都市中村市都市改善推進課(※)』のワークショップを活用していただきました。

(※本ワークショップは、株式会社 地理人研究所のご協力のもと、地理人研究所が生み出す実在しない空想の都市・中村市を舞台にお借りして、その街に暮らす人々が抱える社会課題を対話によって見つけ、解決策を探るプログラムです。)
▶︎株式会社 地理人研究所WEB
▶︎空想都市中村市都市改善推進課のプログラム紹介noteは【こちら】

昨年、コロナ禍でのオンライン開催による研修内容の変化に伴い、対面での話し合いや現地に足を運ぶことがしづらい中でのチームビルディングや、社会課題との向き合い方についてサポートできる可能性があるのではないかとお声がけをいただいたことをきっかけに、ご一緒させていただくこととなった弊社。数ヶ月に及ぶ研修の最初の一歩としてご活用いただいた昨年の成果をもとに、今年も社会課題に向き合っていくための一歩として、第一回目の研修プログラムの一部に当ワークショップを採用していただくこととなりました。

事業成果・評価

(※事業後に実施したアンケートよりコメントを抜粋しています)
・グループで話す中で、自分が仮説として立てていた考えが凝り固まっていたことを実感しました。
また、町の職員の方からフィードバックをいただき、公開情報から得られる情報は真実のほんの一握りだということを改めて感じました。
・仮想のまちを使って問題解決をするという新しい体験ができとても充実した時間でした。
・町にとって「いいこと」とは何か?その仮説は本当に正しいのか?という深堀を繰り返し、正しい案にありつけなくても、町の声を聴くことの大切さがわかった。
・これまでになかったフレームワークで課題解決アイデアを考えることができ、参考になった。他の課題深堀りワークと比較して、課題の指示(どういった視点でアウトプットを出すべきか、アプローチの仕方)について指示が不十分だったような感覚がした。(中略)ただ、今後、本当のお客様を相手に事業を考えるという視点でアドバイスをかみ砕くと、指摘自体はもっともであるとも感じた。
・型にはまらないフランクな会話ができてよかった。
・バックグラウンドの違う皆さんと議論することができ、通常業務でのチーム内とは違う議論の流れ、観点が出てきたのが新鮮だった。
・行政運営は感情や感覚に依存するすることが多く、どれだけ論理的に組み立てても、うまくいないものと思っています。ただ、感情や感覚に頼った行政運営も課題であり、そのバランスの難しさを改めて体験できた点が良かった。

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Project Manager:中西須瑞化
Scenario Writer:中西須瑞化
Event Assistant:井口香穂、田中美咲
Special Thanks / 空想都市中村市舞台提供:今和泉隆行(株式会社 地理人研究所)